気づけば早くも10月…。
今日は悩みも多い「就活」でも重要になってくる「自己分析」を一つ紹介します。
スマホだと、いろいろな自己分析ツールがありますが、「本当に合ってる?」「ピンとこない…」と思う結果に出会うこともしばしば…。
たまにはスマホを置いて、紙とペンだけで、自分とじっくり向き合ってみませんか?
今回は「モチベーショングラフ」という自己分析方法をご紹介します。
こちらに一つでも当てはまる方に、ぜひ実践してみてほしいです!
- 現在就活中の学生の方
- 来年に向けて就活準備中の学生の方
- 転職を考えているけど何をしてよいか分からない方
- 今の仕事が合っているのか不安に思っている方
- これから仕事を探そうと思っている方
- 自分について知りたい方
準備するもの
・紙
(ちょこちょこ書き込むので、A4~A3サイズがおすすめです)
・ペン
(軸は消えないようにボールペン、グラフや書き込みは書き直せるように鉛筆があると便利です)
モチベーショングラフの書き方~軸づくり~
- 用紙を横向きに置き、真ん中に横に直線を引きます。
- 用紙左端に、グラフの枠のように縦線を引きます。
ここまででこんな感じ↓
これがグラフの「軸」になります。
縦軸はモチベーションの上下。
横軸は時間軸です。 - 時間軸を決めます。
大学生の方は「大学1年生~今まで」
短大生の方は「高校時代~今まで」など、ある程度区切りをつけて薄く縦線を引きます。
もっと過去に印象的なことがある方は、そこからでも構いません。
私は大学時代、小学生から振り返りました(笑)
あとでグラフを書き込んでいくので、先に縦線で時代ごとに区切っておくイメージです。
こんな感じ↓
社会人の方は、社会人1年目~にしたり、異動や転職のあった方は仕事内容や会社で区切ってもよいかもしれません。
モチベーショングラフの書き方~グラフの書き込み~
次は、この枠にグラフ(曲線)を書いていきます。
縦軸はモチベーションの+-を表します。
当時を振り返りながら、モチベーションが上がった時には上に、下がった時は下に線を引いていきましょう。
イメージはこんな感じです↓
ここで自分が何を思い出したか、が重要なので、何をベースに振り返るかは指定しません。
「モチベーション」という捉え方が難しい!という方は「嬉しかった出来事」や「辛かった・悔しかった出来事」を思い出してください。
ここで、「別にすごい経歴とかないし、なんもない」と言ってずーっと真ん中に線を引く方もいますが、ずっと無感情で過ごしている人はいません。
「こんなことでいいの?」と思うことでいいんです。
「人から見たら小さなことだし」とスルーしないでください。
人から見たら小さなことかもしれなくても、あなたにとっては大きなことだったものだってあります。
ずっと昔の過去にも、直近1か月の過去にだって、自分らしさは隠れています。
ただし、過去を記憶できない、という悩みのある方は、無理に行う必要はありません。
自己分析はたくさんの方法があって、過去から分析してみるものもあれば、現在や未来に焦点を当てて自己分析するものもあります。
学生さんであれば、今はインターンシップ等もかなり盛んに実施されているので、そこにどんどん足を運んで身を置いてみることで、自分の得手不得手を知ったり、社会人からどう見えているのかを聞いてみたりするのもおすすめです!
モチベーショングラフの書き方~出来事と感情の書き込み~
グラフがある程度形になった方は、そこにあった事実と感情をセットで書き込んでいきます。
全部に書くのは大変なので、グラフの山と谷が目立っているところをピックアップして、何があったか書き込んでみましょう。
手順と、かなり恥ずかしいですが私の書き込みも貼っておきます…。
(少しでも、悩んでいる皆さんの参考になれば、嬉しいです><)
- 目立つところをピックアップ
時間の許す限りやっても良いですし、4~5つピックアップしても良いです。
- ピックアップしたところに対して、「何があったのか」「どんな気持ちだったか」を書き込む
箇条書きでOKです。
(いや…中身うっす…)と思われるかもしれませんが、良いんです!!
ちなみに、書く日や設定する時期を変えて再度やってみたら、別視点で全然違うグラフとエピソード出てきたりもします。
バイトエピソード一色になったり、人間関係一色になったり…(笑)
ちょくちょくやってみると面白いです。 - 書き込んだことに対して、共通点を見つける
モチベーションが上がっている&下がっている時の「環境」や「人」「出来事」に着目し、共通点がないかみてみます。
蛍光ペンなどで色付けしてみると分かりやすいかもしれません。
共通していそうな項目を見つけたら、余白に単語でメモしておきましょう。
私がやるとこんな感じになりました!
モチベーションがマイナスになる要因は「環境変化」と「人との相性」が多かったです。反対に、モチベーションがプラスの時も「人」や「笑顔」が出てきます。
強みと弱みは表裏一体と言いますが、私にとっては「誰かを笑顔にする」とか「人の役に立てる」みたいな仕事が合ってるのかな…?なんて思いました。ちなみに、これ友達がやると全然違っていました。
モチベがプラスになった時は「1位とった!」「テスト唯一の満点!」「表彰!!」などで、マイナスになった時は「目標に届かなかった」「結果が出なかった…」という感じ。
その友達は、結果が数字で見えるとすごくやる気が出る!と言っていて、今営業職でバリバリ頑張っています(楽しそうです!)みなさんの強み弱み、それぞれ共通点はありましたか??
モチベーショングラフの書き方~やる気スイッチを探してみる~
このまま強みや弱み、力を発揮しやすい環境についてまとめていくのも良いですが、せっかくなので自分の「モチベーションの立て直し方」も見てみましょう。
先ほどのモチベーショングラフで、今度はマイナスからプラスへ上がっている部分に着目してみてください。
赤い矢印の部分です↓
ここで「どんな考え方をしたか」「どんなふうに切り替えたか」「何かきっかけがあったか」を振り返ってみます。
そこにも共通点があれば、それを意識するだけで、自分が前向きになれる方法の一つとして使うこともできるので、ぜひやってみてほしいです。
私は書いてみるとこんな感じになりました↓
「人との出会い」「環境を自分で変える」「目標を新たに立て直す」が、私にとっての立ち上がり方みたいです。
…確かに、ブログを始めたのも何かを変えたかったからだから、無意識にやっていたのかもしれません。
でも、こうして言葉にできると、意識的に自分を変えていけるし、就職活動や転職活動をする時には自己PRとして相手に伝える準備にもなりますね!
まとめ
今回は、自己分析の一つ、「モチベーショングラフ」について解説しました。
自分らしさに悩む方、自分が何に向いているか悩んでいる方に、少しでもお役に立てていたら幸いです。
また、これから就活や転職活動を控えている方は、ぜひ自分がこれまでしてきた経験や思いを大切にしてほしいです。
箇条書きで書きだした言葉は、自分の内側から出てきた自分自身の言葉。
誰かの自己PRを書き写すことなんかよりも、ずっと大切な言葉です。
少しずつ文章にして、ぜひ、自分を伝えるための自己PRに生かしてもらえたらと思います。
自己分析の方法はまだまだたくさんあるので、また折を見て紹介できればと思います!
それではまた次回(*‘ω‘ *)ノ
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