「フィメールクイーン」とは?ドラァグクイーンやクィアカルチャーについて調べてみた【ジロジロ有吉】

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こんにちは!秋の夜長、たまには深夜番組でも見ようかなと思っていたところ、有吉ジャポンでこんな予告が。

有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉
女性版ドラァグクイーン!フィメールクイーンを体験
ドラァグクイーンに憧れる女性急増!フィメールクイーンとは?エルフ・はるが挑戦!
出典:https://tv.yahoo.co.jp/program/?sid=597332

「フィメールクイーン」って何…??
フィメールクイーン=女性版ドラァグクイーン?
「ドラァグクイーン」って何??

と思ったので、調べてみました!

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ドラァグクイーンとは

「ドラァグクイーン」について、Wikipediaにはこう書かれています。

ドラァグクイーンの起源は、男性の同性愛者が性的指向の違いを超えるための手段として、ドレスやハイヒールなどの派手な衣裳を身にまとい、厚化粧に大仰な態度をすることで、男性が理想像として求める「女性の性」を過剰に演出したことにあるといわれる。

本来はサブカルチャーとしてのゲイ文化の一環として生まれた異性装の一つであるため、ドラァグクイーンには男性の同性愛者や両性愛者が圧倒的に多い。しかし近年では男性の異性愛者や女性がこれを行うこともある。また趣味としてこれを行う者からプロのパフォーマーとして活躍する者まで、ドラァグクイーンの層も厚くなっている。

トランスジェンダー女性(性同一性は女性だが、出生時に身体的特徴から男性と割り当てられた人)が女物の服を着るのは「女性になる」または「女性として見られる」ことが目的であるのに対し、ドラァグクイーンのそれは「女性のパロディ」あるいは「女性の性表現を遊ぶ」ことを目的としている点が大きく異なる。
出典:Wikipedia

つまり、男性が派手なメイクと女装をし、それをパフォーマンスする人のことを「ドラァグクイーン」と呼んでいるということですね。

元々はLGBTコミュニティの中で培われてきたものだったそうなのですが、これがその外に広がるきっかけになったのはアメリカの番組『ル・ポールのドラァグ・レース』

有名ドラァグクイーン、ルポール(RuPaul)がホストを努めるこの番組では、アメリカをはじめとした世界各地で選ばれたドラァグクイーンたちが集まり、チャレンジを通して「ドラァグ・スーパースター」の座を目指します。
毎エピソード、ファッション、コメディー、ダンスなどのチャレンジを通し、一人が脱落するハラハラ感とその過程で生まれる人間ドラマが人気の理由。
この番組で活躍した多くのドラァグクイーンは世界ツアーを行ったり、番組を持ったりしてるため、ドラァグ界では登竜門だとされています。まだ、見ていない方は是非チェックしてください!
出典:https://jobrainbow.jp/magazine/dragqueen

ということで、「ドラァグクイーン」はTV番組をきっかけにLGBT関係なく、人々を惹きつけていきました。

日本でも映画『ひみつのなっちゃん』が予定されていますね!

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フィメールクイーンとは

「ドラァグクイーン」について、昔は男性の同性愛者が多かったようですが、近年では男性の異性愛者や女性が行うこともある、ということで、派手なメイクと衣装を着てパフォーマンスする女性のことを「フィメールクイーン」と呼んでいるようです。

ドラァグカルチャーは差別や迫害の対象とされてきた辛い時代もあります。
今でもLGBTQに関してはまだまだ理解が深まっていない部分もあります。
でも、こうやって誰しもが垣根を超えて自分を表現できる場が増えていったら素敵だと思いました。

いろいろな文化については私もまだまだ勉強不足です。
なのでさらに調べてみると、ドラァグクイーン等は「クィアカルチャー」のひとつなのだとか。

クィアカルチャーとは

クィア(Queer)とは、もともと英語で性的マイノリティや、既存の性のカテゴリに当てはまらない人々の総称である。性自認(自分で認識している自分の性)や、性的指向(好きになる性)が、その人のいる時代や文化のなかでマイノリティとされるときに使われることが多い。「クィア・ジェンダー」とも呼ばれる。

もともとは、英語で「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」といった意味合いを持つ言葉だった。性自認といえば「男か女」、恋愛といえば「異性愛」以外への理解がなかった時代では、変態という意味を込めた同性愛者への蔑称でもあったのだ。しかし現在では、性的マイノリティ当事者が自分から、ポジティブな意味でクィアという言葉を使うことが増えている。

自分の性を定めきっていない、揺らいでいる「クエスチョニング(Questioning)」と同様、LGBTQの「Q」にあたる。

出典:https://ideasforgood.jp/glossary/queer/

「クィアは、ヘテロセクシュアル(異性愛者)、シスジェンダー(生まれたときの性と自身の性自認が一致している)以外のすべての性的マイノリティを指す言葉」と言われていることから、性的マイノリティの人々が創り出していった文化なのだと思いました。

生物学的に「男性」「女性」はあるとしても、生活の中では性別関係なく一人の「人間」として、その人そのものを観ることができる世の中になればいいなと思います。

LGBTQ+については、こちらのサイト様がとても詳しかったので、おすすめです。https://jobrainbow.jp/magazine/queerandquestioning

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まとめ

今回は、「フィメールクイーン」について深堀って調べてみました。

・フィメールクイーンはドラァグクイーンの女性版
・ドラァグクイーンは男性が派手なメイクと女装で「女性」をパフォーマンスすること
・ドラァグクイーンの起源は、男性の同性愛者が性的指向の違いを超えるための手段とも言われている
・アメリカのTV番組をきっかけに、男女関係なく人気が急増中

LGBTQ+については、私の身近にも悩む友達がたくさんいました
私はあまり「性別」や「らしさ」を意識しないからか、そっと打ち明けてもらえることもあります。それでも、日本は性差の大きい国。
自分自身に染みついた固定概念が無意識に出てはいないかと、いつも思ってしまいます。
まだまだ理解が浅いので、もっともっと勉強したいです。

さて、有吉ジャポンII ジロジロ有吉では、フィメールクイーンを体験!ということで、どのようなメイク・パフォーマンスが見られるのか、楽しみです。

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