こんにちは。実は12月にコロナ陽性になってしまい、クリスマスと年末年始が消し飛んでしまいました。
このページを見に来てくださった方の中には、扁桃腺が腫れた…そしてコロナかもしれない…と不安に思っている方もいらっしゃるのではないかと思います。
私自身、コロナに加えて急性扁桃炎を併発してかなり苦しい思いをしたので、体験談としてまとめておこうと思います。
扁桃炎の症状が出たらどうすればいいの?期間や症状は?など、少しでも参考になれば幸いです。
急性扁桃炎とは?
急性扁桃炎は、喉の左右にある口蓋扁桃(咽頭の奥の両側に1つずつ存在するリンパ組織)が腫れ、急性の炎症を起こすことです。
この口蓋扁桃は喉の左右、顎骨のすぐ下辺りのリンパあたりにあり、喉から入ってくるウイルスや細菌から守る働きをしています。
しかし、風邪などのウイルス感染や疲労がきっかけで急性扁桃炎を発症することも。
私は喉が弱いため、喉風邪から扁桃腺が腫れあがり、そのまま急性扁桃炎になることもよくあります。
急性扁桃炎になると、のどの痛みと共に約1週間、39~40℃の高熱と戦うことになります。
きっかけは過労やストレスなどで体の免疫や抵抗力が低下している時が多いのですが、今回はそれに加えてコロナにも感染という深刻な事態に陥ってしまいました…。
コロナの初期症状
きっかけは夫が体調を崩して仕事を早退してきたこと。
(まさか…?)と思ったので、夫が帰宅する前に薬局へ行き、検査キットと市販の解熱鎮痛剤、経口補水液などを買って帰宅。
外出を限りなく自粛しても、働いていると外に出ないわけにはいかないので可能性は0にはできませんね…。
夫は37~38℃の発熱と咳があり、コロナ陽性でした。
一緒に住んでいるため私も二日後に感染。
問題だったのは今回のオミクロン株が喉にくること。
初期症状はどちらも発熱だったのですが、夫は関節痛からの発熱。
私は喉の痛みからの発熱でした。
同じコロナでも症状が異なっていたので、それも併せて書いておこうと思います。
コロナのワクチン接種は?
夫は4回接種済み。私は予約がなかなか取れず、2回の接種で止まっていました。
夫は比較的軽症で、発熱後2日ほどで微熱になり、3~4日で体調が安定しました。
一方私はというと、夫が発症した次の日に喉の痛みと38℃の発熱。
その後扁桃腺が腫れてどんどん熱が上がり、約1週間39~40℃の高熱と喉の痛みが続きました。
ワクチン効果もあるかもですが、私の方は半年ほど体調を崩していることもあって免疫力が落ち切っていたことや、喉からの急性扁桃炎になりやすいことも影響していたかもしれません。
どちらにせよ、もう二度とこんな地獄は嫌だ。と思う期間でした…。
急性扁桃炎+コロナの症状と期間
1日目~2日目
私の場合は、発熱した次の日に簡易検査をしましたが、結果はまだ陰性。
それでも熱は上がり続け、激しい喉の痛みと咳で寝込んでしまいました。
2日目には喉が腫れあがり、仰向けでは呼吸が苦しく寝られない状態に。
3日目~5日目
喉は腫れたまま市販薬も効果はなく、咳をしたり飲み込んだりすると喉と両耳の奥に激痛が走るようになりました。
そのため無意識に唾液を飲み込むことができず、寝ている間に口の中に唾液が溜まり、溺れそうになって起きることが何度もありました。
飲み込むと激痛だし、吐き出そうと起き上がるとむせて咳き込みこれも激痛…。
さらに痰がねばいため自力で出すことができずに何度も咳き込んで、終いには嘔吐するも、胃に何も入っていないため血が混じるという大惨事…。
コロナでも診てくれる外来へ
3日目にコロナでも診てくれる外来を受診し、そこで急性扁桃炎の可能性がある旨を伝えたことで、急性扁桃炎の薬(抗生剤)を処方してもらうことができました。
(ちなみに病院での検査で陽性反応がでました)
それでもそこから3日間は症状が続き、布団から起き上がれず苦しんでいる間に数日経つという地獄を味わいました…。
(夜通し電話を掛けたり調べたりして外来を探してくれた夫に感謝しかない…)
特に4日目は鼻が詰まっている上に粘い痰が喉に詰まって息ができずパニックになり、もがき苦しんでは起き上がって咳と半嘔吐を繰り返し…、熱はずっと40℃…。
自然淘汰されるかと思いました…本当に怖かったです。
6日目~8日目
病院でもらった解熱鎮痛剤は38℃以上あったら飲む、というものだったのですが、しばらくは服薬しても39℃から下がらず、6、7日目にしてようやく熱が下がりました。
痰を出しやすくする薬と咳止めも一緒に処方してくれたため、7日目以降はだいぶ楽になり、やっと起き上がれるようになりました。
でも一番は急性扁桃炎の薬(抗生剤)を処方してもらえたこと。
医療機関の方々に、ありがとうございますと声を大にして叫びたいです…。
急性扁桃炎になりやすい人がやっておいた方がいいこと
手洗いうがいの徹底
これは当たり前すぎて笑われそうですが、身内の方にも徹底してもらうこともすごく大事だと思いました。
特にうがい。
私は手洗いはかなり頻繁にするし、アルコールや除菌シートも持ち歩くタイプですが、うがいは帰ってからしかしないし、なんなら帰ってすぐ飲み物飲んでうがいを忘れるまであったので、かなり反省しています。
コロナ併発に備えて食料と水分の準備
私は田舎だし最近はほとんど外にも出ていないし、と油断しきっていました。
いざとなった時、陽性の可能性があると買い物にも行けなくなってしまいます。
何より身体が全然動きません。起き上がれない…。
なので、元気に動ける内に食料は常備しておいた方がよいです。
喉が痛いと固形物が食べられなくなるので、
・スポーツドリンクや経口補水液
・ゼリー
・インスタントのおかゆ
・冷凍のうどんやそば
など、飲み物や日持ちして食べやすいものがおすすめです。
一週間分くらいあると安心だと思います。
かかりつけ病院や緊急外来を知っておく
コロナはこれといった治療薬がまだないため薬は気休め…と思いがちです。
しかし、急性扁桃炎は別で抗生剤が効くので、よく扁桃腺が腫れる方は早めに受診できるように事前に近くの病院を知っておくのが本当におすすめです。
(苦しんだからこそこれだけは最速でやってほしい)
おくすり手帳はちゃんと持っておく
高熱と咳の地獄の一週間。声が出ませんでした。
もう一度言います。声、出ません!!
受診時もかすれてほとんど声が出ないのを聞き取ってもらって、急性扁桃炎のお薬を相談する時も副作用が出たことはないかやアレルギーはないかなど聞かれますが、お医者様や看護師様がまず確認するのは「おくすり手帳」です。
私は過去、急性扁桃炎になった際にもらったおくすり手帳を紛失していたため、おくすり手帳を作り直していたのですが、そこにはその時の服薬情報が無く、どの薬を服用していたかが不明な状態に。
幸い、薬で副作用やアレルギーは出たことがなかったのでよかったですが、診てくれた方にご迷惑をかけてしまったので、これからはちゃんと持っておこうと思いました…。
今流行中のオミクロン株の症状
オミクロン株は 発熱(72%)・咳(58%)・倦怠感(50%)・咽頭痛(44%)と言われており、特に最近は喉に来て咳が長引くと言われています。
また、味覚が無くなる、喉の痛みなどの後遺症も聞きますが、実際どうだったかもまとめておこうと思います。
コロナの後遺症はある?
発症から3週間。
回復してから1週間以上経ち、検査でも陰性が出ていますが、治ったものもあればまだ治らないものもあるので、まとめておきます。
個人差が出る部分だとは思いますが、ご参考までに…。
味覚や嗅覚について
私の場合、味覚と嗅覚が無くなったのは、コロナの症状がでて6~8日目あたりでした。
少しずつ食べ物が食べられるようになってきた時、「食べ物の匂いがしない」「絶対甘いはずの苺が苦い」「飲み物の味が分からない」ということがしばらく続き、ショックでした…。
(苦味だけ感じるの嫌すぎた…)
ちなみに、今はその症状はなく、匂いも味も分かります。(本当によかった…)
喉の痛みについて
私は喉の腫れが引き、熱が下がって回復するとともに喉の痛みも引いていきました。
ただ、買い物に少し出て帰ってくると喉が痛くなったり、通話で声を出していると喉が痛んだりするので、まだ弱ってる感はあります…。
咳と声が治らない
夫も私も、未だに治っていないのが声と咳です。
声は鼻声っぽくかすれている状態で、変なままです。
このままこの声なのか…?と若干不安になりましたが、たまに意識的に会話を増やしたり声を出していると、ちょっとずつ治っているような気もしています。
咳は軽症だった夫も、私と同じく長引いており、気管支炎になったら大変なので、陰性確認後、待期期間も経て耳鼻咽喉科へ。
現在は咳止めの漢方と錠剤を飲みながら様子をみています。
私の方は痰が絡む咳が続いていましたが、お薬が効いたのか、咳や痰はほとんど出なくなりました。一方、軽症だった夫の方が、まだ咳が続いていて、朝晩によく咳が出てしんどそうです…泣
お医者様によると、コロナ後の咳や喉の痛みなどの症状は2~3ヶ月続くのだとか…。
症状の程度に関わらず、今回のオミクロン株は喉にかなり影響を及ぼすウイルスのようです…。
まとめ
今回は、コロナ感染と急性扁桃炎を併発した話を書きました。
コロナでも外来受付をしてくれる病院はあるので、コロナにかかってしまい、かつ急性扁桃炎の可能性がある方は、なるべく早く受診することをお勧めします。
急性扁桃炎は抗生剤で治るので、市販でなんとかしようとせず病院に行くことをおすすめします><
また、免疫力がかなり落ちていることも実感したので、運動や食生活など、見直していこうと思いました…。
年末年始、私はほぼ外出せず過ごしましたが、人がたくさん動く時期でもありますので、みなさま体調には気を付けてお過ごしください。
そして気づけば2023年。
待ちに待った兎年です。(うさぎ大好きなのでw)
素敵な一年になりますように(#^^#)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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